ラスベガス旅行記

忘れないうちに書こうと思っていたのに、すでに一ヶ月も経ってしまった…
満を持して書きます。
年末年始に、ラスベガス、そしてグランドサークルのツアーに行ってきました。


アメリカ国内で女一人でも楽しめる場所に行きたい。
でもNY、ボストン、LAは行ったことあるしどうしよう…と考え。
調べてみるとラスベガスも結構日本人女性が一人旅しているっぽい。
一度は行ってみたいと思っていたし、せっかくならグランドキャニオンで初日の出を見よう!と思い、ラスベガス発着でグランドサークルを一泊二日で周る現地ツアーにも申し込みました。


12月29日の朝一でアトランタを発つ…はずが、悪天候でまさかの飛行機飛ばない。
乗り継ぎできない。
とりあえず空港で待機しろと。
グランドサークルのツアーは30日の早朝出発なので、今日中にベガスに着かないと困る!と焦る私。
でもアメリカ人はこんな時でも超マイペース。
飛行機に乗れなくて困り果てた人たちがカウンターに殺到してるのに、スタッフは普通に休憩取りに行っちゃったり。
日本だったら考えられないな〜。
とにかく順番を待ってカウンターの人に自分がベガスに行くことがどれほど重要かを切々と(拙い英語で)訴えた。
哀れに思っった(?)カウンターのおばちゃんが私をStandbyリストの上の方に入れてくれて、なんとかその日のうちにベガス行きの便に乗ることができました。
というか、乗り継ぎ予定だったのが直行便に振り替えてもらえたので、予定してたのと同じくらいにベガス到着。
ほんとアメリカって言ったもん勝ち。


そんなこんなで一悶着ありながらベガスに着いて、シャトルバスでホテルへ。
その日の夜はホテル周辺を散策。
見渡す限りキラキラしていて、ベガスに来たんだ!!って感じでテンションが上がる。
ホテルの内装も凝っていて、一つ一つ違うからホテルめぐりだけでも十分楽しめるっていうのに納得。



ベラッジオの無料の噴水のショーを見たりM&Mスタジオに行ったり。
次の日早いので、早めに寝ました。


30日の早朝にホテルに迎えに来たバスに乗って、ツアーへ出発。
この日はパワースポットとして最近有名なセドナへ。
ツアーは日本人客向けのもので、ガイドさんも日本人、バスの運転手さんは日本語ぺらぺらの日系アメリカ人でした。
ガイドさんが道中ずーっと喋っていたけど、聞いていると結構おもしろかった。
他の参加者は20人以上いたと思うけど、みんな家族かカップル(夫婦?)か女の子同士のグループ。
おひとりさまは私だけ。
でもそんなことを気にするようなハートを持っていたら、そもそもこの歳まで独身ではいられないわけで、普通に楽しみました。
お昼ご飯はお母さんと息子さん二人(高校生と大学生)で参加してるところに混ぜてもらったりもしました。


夜はグランドキャニオンの麓のホテルに一泊。
そして翌朝日の出前にバスでグランドキャニオンのマザースポットというビューポイントへ。

写真では伝わらないけど、本当に綺麗な初日の出でした。
感動して、少し涙が出た。
心が洗われたような気がします。
ただ、想像以上の極寒!!!


ガイドさんの話で印象に残っているものがあります。
地球の誕生から現在までを一年間だとすると、
人間の存在ってたったの12分間なんだって(12/31 23:48誕生)
恐竜でさえ、わずか6日間(12/25誕生)
でも、グランドキャニオンのビシュヌと呼ばれる一番古い岩の層は、8/13に生まれた計算になるらしい。
それだけ長い間形を変えずに存在し続けているって、
そしてそれをこの目で見られるって、
ものすごいことだな〜と、なんだか胸がいっぱいになりました。


その後は、アンダーアンテロープキャニオンへ。
ここは本当に、いつどこでどんな角度で写真を撮っても絵になる!!
夢中で(iPhoneの)シャッターを切りました。





とっても素敵だった〜
しかも、案内してくれた原住民(ナバホ族)の血を引くお兄さんがイケメンで、楽しさ3割増し。

夜7時過ぎくらいにベガスに到着。
夜はこれまた無料の火山のショーを見たり、ちょっとスロットに手をだしてみたり、
まだ行ったことのないエリアまで足を伸ばしてみました。


SATCやFRIENDSのスロットも発見。
私の$はこの中に消えて行きました。


1月2日、この日はまずラスベガス一と名高い(そして値段も高い)シーザーズパレスホテルにあるBacchanal Buffetに行きました。
ブランチなのに、60ドル越えという驚きの値段です。



でも早い時間(といっても10時前くらい)に行ったおかげか、全く並ばずに入れました。
出るときにはすごい行列だったので、並びたくない人は早い時間に行くのがオススメ。




お料理もデザートもたくさん種類があって楽しいし、味もまあまあ美味しかったです。
値段に見合っているかって言ったら疑問だけど、まあ話の種に一回くらいは行ってもいいかなという感じ。
ちなみに食べ過ぎて気持ち悪くなり、この後トイレに駆け込んでリバースしてしまったなんて、言えやしない、言えやしないよ…
そんな卑しいアラサー恥ずかしいわ。


そんなわけでお腹が苦しかったのでとにかく動こうと思い、街中をぶらぶらとあてもなく散策しました。
そして夜7時からはシルクドソレイユ・オー(常設の、水を使ったパフォーマンスのやつ)を観劇。
この旅最後の一大イベントです。
シルクドソレイユは日本でも見たことがないし本当に初めてだったんだけど、楽しかった!
でも、思っていたのとちょっと違ったかな?
もっとサーカス色が濃いのかと思ったら、結構ミュージカルに近い感じがしました。


もしまたベガスに行く時は、他のショーもいろいろ見てみたいな〜
ベガスだったら(お金さえあれば)いくらでも居られていくらでも遊び続けられそう。


帰りの飛行機は、国内線だけど空港が混むんじゃないかと2時間くらい前に行ったら、まさかのガラガラ。
職員も暇だったのか、ものっすごく念入りに荷物をチェックされました。
カバン開けられて。
ポーチとか確認されて。
使用済み下着とか見られないかヒヤヒヤした。



期末テストが終わってからドタバタで飛行機やホテルをとったりツアー予約したりしたけど、かなり満足度の高い旅でした。
総額20万円くらい使ったかな?もっとかな?


今回で、一人旅、行けるな、って確信した。
もっと色々な絶景と呼ばれるところを見て回りたいと思った。
とりあえずオーロラとウユニ塩湖とマチュピチュは絶対卒業までに行こう。